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第12回合同研究会

ご挨拶

 早いもので、今年もあと一カ月半となりました。今年は、統合学術国際研究所主催の研究会が三度にわたって催されましたが、熱海での合同研究会がいよいよ12月20日と21日に行われます。今回は、「統合学の再発見と可能性」という全体テーマの下で、以下のような内容で行いたく存じます。

 

 第一日目(20日)は、まず私が「田辺元とハンス・ヨーナスにおける統合学の可能性」と題して基調講演し、それについて田中裕上智大学教授からコメントと質問を賜り、その後、参加者全員を交えて質疑応答の時間を設ける予定です。その趣旨は、未だに包括的な研究がなされているとは言い難い二人の大哲学者の知的遺産を統合学的観点から考察するというもので、参加者の方々は、田辺元の『懺悔道の哲学』『種の論理』『哲学の根本問題』(いずれも岩波文庫)『哲学入門』(筑摩書房)など、ハンス・ヨーナスの『責任という原理――科学技術文明のための倫理学』(東信堂)『主観性の哲学――心身問題から責任という原理(東信堂)『回想記』(東信堂)『生命の哲学――有機体と自由』(法政大学出版会)『アウシュビッツ以後の神』(法政大学出版局)などに、もし可能であればあらかじめお目通し頂ければ、議論がより活発になると存じます。

 

 第二日(21日)は、まず午前中に、伊東俊太郎東京大学名誉教授が昨年刊行された『変容の時代――科学・自然・倫理・公共』(麗澤大学出版会)を基に、「統合学の可能性と課題」についてご発表頂き、その後、参加者全員を交えての質疑応答時間を設けたいと思います。なお、できるだけ討論を生産的にするために、参加される先生方はあらかじめ伊東先生のこの本を読んできていただきたく存じます。参加申込みを頂いた時点で、事務局より伊東先生のご著書をお届け致します。そして午後は、二つの講演と討論を深める形で、全員で「統合学の未来」について討論するセッションを開く予定ですので、皆様ふるってご参加くださるようお願いいたします。

開催日時

2014年12月20日(土)~21日(日)

開催場所

KKRホテル熱海  静岡県熱海市春日町7-39

基調講演

山脇直司先生 東京大学名誉教授・星槎大学共生科学部教授

 テーマ 「田辺元とハンス・ヨーナスにおける統合学の可能性」
《専門分野》 公共哲学・社会思想史

伊東俊太郎先生 東京大学名誉教授

  テーマ 「統合学の可能性と課題」
《専門分野》 科学史・比較文明学

パネルディスカッション

 テーマ 「統合学の未来」
パネリスト
伊 東 俊太郎 先生  東京大学名誉教授
山 脇 直 司 先生  東京大学名誉教授・星槎大学共生科学部教授
田 中   裕 先生  上智大学文学部教授

出席者一覧 (敬称略・順不同)

伊 東 俊太郎 東京大学名誉教授 科学史・比較文明学
八 木 誠 一 東京工業大学名誉教授 宗教哲学・新約聖書神学
山 脇 直 司 東京大学名誉教授・星槎大学共生科学部教授 公共哲学・社会思想史・統合学
今 田 高 俊 東京工業大学大学院教授 社会システム論
平 井 俊 顕 上智大学名誉教授 経済学史・理論経済学
片 井   修 京都大学名誉教授 システム科学
田 中   裕 上智大学文学部教授 宗教哲学・科学哲学
有 賀 裕 二 中央大学商学部教授 理論経済学・ミクロ経済学、進化経済学
鬼 頭 秀 一 東京大学名誉教授・星槎大学共生科学部教授 環境倫理学・科学技術社会論
山 下 善 明 明星大人文学部教授 哲学・倫理学
宇佐美   誠 京都大学大学院地球環境学堂教授 法哲学・政治哲学・法政策学
原 田 雅 樹 仙台白百合女子大学
人間発達学科准教授
科学哲学
山 下 和 也 愛知大学法学部准教授 オートポイエーシス
金 澤   修 東京学芸大学非常勤講師 古代ギリシャ・ローマ哲学
宮 崎 文 彦 千葉大学法政経学部非常勤講師・人文社会科学研究科特別研究員 政治哲学・行政学・公共哲学
山 本 剛 史 慶應義塾大学教職過程センター非常勤講師 倫理学
竹 中 英 俊 東京大学出版会常任顧問
竹 内 日 祥 統合学術国際研究所理事長